スピリチュアリティ暮らし

冬至〜今年最後の満月 新しい光の日々

冬至です。今日が一番夜が長く、太陽のチカラが最も弱まる陰極まった日。
「陰極まって陽生ず」明日から太陽のチカラは蘇り、少しずつ昼間が長くなってゆきます。
光へと転じていく『一陽来復』の吉日です。

「ん」が2つ付くもの、いただきましたか?
かぼちゃ(なんきん)と太陽の赤を表した小豆のいとこ煮は、冬至のメジャーなメニューですが、ビタミン・ミネラルが豊富なカボチャと、腎臓に効く小豆は、基礎代謝が最も低下するこの時期にピッタリです!

ニュースでも紹介されていましたが、なんきん、れんこん、にんじん、きんかん、ぎんなん、かんてん、うどん(うんどん)が冬至の七種(ななくさ)です。なぜ「ん」なのかと言うと「いろはにほへと・・・」の最後が「ん」だからのようです。

陰の季節の最後を吉日として「ん」が2つ付くもので、運を盛ってお供えし、滋養のあるものをいただいて厳しくなる寒さに備えた、昔の人の知恵ですね。
昔の風習には、季節のひとつひとつを大切に祝い、厳しい季節をも受け入れてあるがままに過ごすための知恵が詰まっています。

自然界は宇宙の秩序、陰陽の法則の中に存在しています
植物や動物と同じように、私たち人間もその秩序の中で生かされています
時として人間だけが、ポジティブなもの、明るく陽気なものを善しと捉えがちですが、闇がなければ光がわからないように、両方が必要なのですね。

反対側がなければ存在することは出来ず、どちらもあって初めてその存在がわかり調和が生まれます

このところ、家庭内でちょっとした騒ぎが起きたり、もめ事が起きたりと言った声が、あちらこちらから聞こえてきていました。
わたし自身も、落ち込むこと、心が揺れること、無力感に襲われるような、心の闇と向き合うことがありました。

いまが、一番辛いと感じる季節を生きている人もいるかも知れません。

どんなに大きな揺さぶりがあっても、感情を無いことにしないで、逃げずに感じきって、そしてコントロールもせずに(時には涙が流れたら心のままに泣くことをゆるしてください)、自分の奥深くにある光へと意識を向けてゆくと、自然と静けさが戻り、クリアな世界が広がります。

どんなにアンバランスに感じる時でも、私たちはバランスの中で存在していることへと気づくことができます。
宇宙の意志は『調和』。私たちの中にもそのチカラが在るのです


『朝の来ない夜はない』
から。。。
なにも出来ないと感じる時でも、祈りという深い潜在意識のエネルギーとつながれば、光はいつでも自分の中にあることに気づいていくことでしょう。

日にちが変わってあと数時間もすれば、蟹座の満月です。
蟹座は、殻を破り大きくして自分自身を信頼し、人を信頼して、愛を育ててゆく母性のような星です。

そして、蟹座の支配星は月。月は自分の感情、ありのままの自分を示しています。
感情は月のように絶えず変化し続け、繊細に反応してゆくけれど、どんな自分をも受け入れて、自分と共感していくことを教えてくれます。

地球に住む私たちは、肉体を通して経験しています。

経験の中で感じる弱さや悲しみや寂しさ、そしてそれらに蓋をしていた怒り、その苦しさがあると認められた時、自然と思い込みが剥がれてゆき、気づいていく優しさやあたたかさ、慈しみの記憶、揺るぎない安心感や充実感、そこに、真の豊かさがあり、人生の意味があると、わたしは思います。

満月に何を(どんな意識を)手放したいですか?そして、それを手放したらどんな自分(意識で)で生きたいですか?
人の始まり(自然の始まり)の冬至、そして今年最後の満月へとつながる明日は、そこへ意識を向けて過ごしてみてくださいね♡


☆数秘学を主とした冬至までの限定「トリプルコラボセッション」に、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

(わたし自身、人間愛が増す充実した時間を過ごすことが出来ました♡)
ワークショップで作成したカルテの、自分の色彩のエネルギーを感じて、イメージを膨らませてみてください☆