新元号、発表されましたね。
『令和』が万葉集を典拠としたことや、そこに込められた願い、こだわりについての首相の会見を聴いていて、今まで、さまざまな方たちから聴いていた新しい時代のテーマと共鳴しているのを感じて、『平成』と『令和』を数秘学的視点で、読み解いてみました。
まず【平成】。
言葉を数字に変えた合計数が『1』
1は王様を表し男性性を象徴している『陽』の数字です。
真っ直ぐ・勇気・独立・強さ・リーダ・トップ・実現化・などがキーワードです。
平成に変わったのが1989年。
まだまだ1000年期の中にあって、「1」が持つ男性性の強いエネルギーの時代でした。
そうみると、平成の内包しているエネルギーの強さや、響きや字体の直線的なイメージも、共鳴しています。
実際に平成は、私たちが経験したことのない大災害も多く、強いリーダーシップが求められました。
【令和】について。
数字に変換した合計数は『11』
11は2のエネルギーも内包するので、「2」の視点で見ると、つながりや調和、やさしさを表す女性性を象徴している「陰」のエネルギー。
点と点をつないで線をつくります。方向性やプロセス、流れを意味し、「経絡」のように現在地と向かっていきたい場所をつなぐ道のような役割を示す数字です。
2000年期の2のエネルギーとも共鳴しています。
そして「11」は、天と大地の融合や大宇宙と小宇宙(人間)との共鳴、精神性の向上などを象徴しています。
新元号に込められた「1人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そういう日本でありたい」という願いに通じるところかなと思います。
「れ」で始まるというのも新鮮で、頭文字の「R」も曲線でいいですよね!音の響きも美しくて女性的です。
新元号は「大化」から数えて248番目なのだそう。
そして万葉集の梅の花の歌32首の序文。
「248」「32」ともに合計「5」変容を表しています。時代と共に人々の生き方や価値観は大きく変わってゆくのでしょう。
これからはスピリチュアリティ=精神性を大事にして、地に足をつけて現実を生きる、この対極のバランス感覚がほんとうに必要だと思います。
今まで、なんとなく響いていても行動できずにいた人たちも動き始めているのを感じています。ここにきて、自分の中にある感覚に正直に生きようと動き始めています。
大切なことは、、、
自分の感覚を信じるチカラを育みバランスすること。
自分をケアし自ら平和とつながるソース(源泉)を持つこと。
パートナーや家族、身近な人々と調和してゆくこと。
誰にとっても周りとの調和が鍵になってくる時代になり、
わたしも調和していく練習が続いています。身近な家族からのアドバイスやヘルプを素直に感謝して受け取る練習は、やってもやっても、あっ、まだあった!という感じで、自分の中の不必要なプライドや傲慢さに気付いては、手放す練習をしています。
多様の世界でハーモニーを奏でる、女性性の時代がいよいよ深まってゆく予感がします。