GWが終わり、1週間も過ぎていました。ご無沙汰しています。
みなさまは、どんな連休を過ごされましたか?
わたしは、今年一番の楽しみに据えていた、ブルース先生の『筋膜インテグレーションワークショップ』の講座を受けてきました。
3クラス9日間の中から、2クラス6日間を受講し、この間はすべて講座に集中していたので、しばらくはGW前のことが思い出せないくらい記憶が遠くなりました。
ブルース・ションフェルド先生は、ロルフィング®及びオステオパシーの施術者、指導者としての長いキャリアを持っています。
その経験を基に独自に体系化した *『筋膜インテグレーション』 と言う新しい手法を先生から直接、講義、実技を通して学べる、世界でも数少ないチャンスと出会えたことは、わたしのキャリアにとっても、人生にとっても大きなギフトになりました。
*『筋膜インテグレーション』とは、全身の筋膜の繋がりに着目し、姿勢分析、動作評価を基に、筋膜マニュピレーション、内臓マニュピレーションを通して、筋膜の張力バランスを整えていく手法です。
骨や筋肉で構成される頭蓋、胸腔、腹腔といった大きな筒のような空間と、そこに収まる臓器の関係を、容器と内容物に例え、その間に存在する筋膜の繋がりにフォーカスして、その張力や圧力のバランスを整えていきます。 ーワークショップHPよりー
テクニックはもちろんのこと、豊富な臨床経験からのお話、また、先生の哲学に触れられたことも、大きな学びとなって、わたしの知覚を広げてくれました。
『広い視野と細かな視点の両方をもつこと、そして、いい質問をして答えをよく聴く、名探偵のようにね。つねにコミュニケーションが大切、そして、自分の主観を加えないワークをすること。いつも、オープンでいよう。中心で出会える、交われるような指導をしたいから』
6日間、ブルース先生から数々の、珠玉の言葉のシャワーを浴びて、感動する瞬間もたくさん共有しました。
こういう経験は、かけがえのないものだと思っています。
情報化社会になり、なんでも無料で、どこにいても、情報は得られるけれど、会いに行ったからこそ、直接学んだからこその体験は、本物であり、宝物です。
通訳は、信頼するユキさんなので聞き慣れた声と表現に、言葉の壁を感じることは全然なかったのですが、素敵な言葉を聞くと、本人の言葉で理解したくなるものなんだな〜と実感、英語が習いたくなりました。
ブルース先生から受け取ったテクニックやエッセンス、ブルース先生とユキさんの関係を通して学んだこと、また共に学んだ仲間とシェアし合い、グループ全体としても成長していった経験を、どんなふうにクラスやサロンワークの中で届けていくことができるか、まだまだシュミレーションが必要ですが、経験を通して感じたことは、ブログでも綴っていきたいと思っています。