暮らし食のこと

定番の野菜料理と器

葉ものや、インゲン豆など、青物を湯がいたら、ひたひたの昆布水に浸して保存する、野菜だしが、我が家の定番になっています。

鎌倉の『なると屋+典座』のイチカワヨウスケさん著、野菜だしのレシピです。

昆布と一緒に切って、そのまま少しのお醤油で食べてもとっても美味しいですし、昆布水といっしょにお味噌汁にしてもいいし、3日たっても青々して瑞々しく見た目も美味しそうなんです。
シンプルな究極の常備菜です♡



一番のお気に入りは、お醤油ごはんを炊いて、青菜を細かく刻んでのせたもの。お醤油ごはんと昆布の旨味を吸った青菜がピッタリ合って、おかわりが止まらなくなります。

湿度が出てくる時期にオススメなのが長芋(山芋)。
山芋は蒸し焼きにすると山薬という胃の漢方薬になる、医食同源の食材です。

温野菜でも食べますが、豚肉と生姜で蒸し焼きにして、煎り酒でさっぱりといただくのがお気に入りです。

そして、あまり凝ったものを作らないので、シンプルな和食を美味しそうに引き立ててくれるのに欠かせないのが、作家さんの器です。

ひとつひとつ、形や色味が微妙にちがって、手づくりの味わいのある器が好きです。日常で使いやすいものを選んでいます。

この器は毎日食卓にのぼるくらい気に入っています。日常に映えて使いやすいようにという作家さんの想いが伝わってくるのです♡

食事は栄養を摂るだけでなく、五感を刺激してくれる大切なもの。
まず目で楽しみ、そして香り、次に食感と味、最後にのどごしと、五感で何度も味わえます。
そこに器のもつ、土のぬくもりを感じる手触りが加わると、食事は更に自分に還るリラックスタイムとなります。

特別な日だけが素敵なのではなく、日常の暮らしを自分の好きなものや美しいものでしつらえることは、ふっと立ち止まる余裕がうまれ、人生に豊かさをもたらしてくれると思っています。

さてさて、明日から10連休のゴールデンウイークが始まります。
わたしは前半の6日間は、朝から夕方までブルースによる筋膜インテグレーション講座に集中します。明日は初日なので、今夜はドキドキしています。
右脳と左脳のフル回転で学んできます。

しばらくブログは小休止、連休明けにまた書きたいと思います。
みなさまも、楽しい連休をお過ごしください♡