4月の後半から、うまく眠れない日が続き、3時や4時に目が冴えてしまう日がありました。そんなある日、布団で不安を抱えてモヤモヤしているなら、起きてしまった方がいいな!と、連休中に早起きして何かやろうと思いつき、
朝晩の決まった時間に、約30分のコアコンディショニングで身体を整える企画をしました。
自由参加ではありましたが、5月1日からの6日間という連続企画に、離れて暮らす家族や、遠くや近くの友人たち、ピラティスや健康指導の先生方も参加してくださって、わたしを含めて9人でチャレンジが始まりました!
オンラインでは伝えられないかなーと思っていた、繊細な感覚も、初めての方でも気づきと共に感じてもらえたり、動きやすくなる感覚や、軸が整う感覚も味わってもらえました。また、夜はぐっすり休んでいただくこともできたようです。
もともと身体にあるものにアプローチしているのだから、繰り返していくと、どんどん気づいていけるんだなーっということを、参加してくださった方の感想から、気づくことができ、今まで、リアルなレッスンでなければ伝えられないと思っていたのは、わたしの思い込みでした。
連休が明けて、オンラインレッスンの定期クラスも再開し、自宅で画面越しに受けるレッスンにも慣れてきた生徒さんからは、
家族が隣室で仕事をしていても、案外気にならなかった。
自宅でも意外と集中できた
ひとりでやっていてもみんなでやっている安心感がある
自宅でやるとレッスンでの意識が続いて、普段の動きにつながりそう
キューの声で動くのは、自分でやるのとは違う効果を感じる
などの感想が届き、オンラインのいいところを活用しながら、レッスンを楽しんでくださっている声も聞こえてきています。
今までのレッスンの中心にあった、繊細なムーブメントだけでなく、外で活動ができなくったり、予定から予定の移動がなくなっている今は、しっかり大きく動く大切さも思いました。
オンラインでできることは限られています。
けれど、そんな中でも、確かに感じられた身体の中にあるリアリティ。
それは、みんなの中にもあるものだから、そんな気づきが起きるようなレッスンをしていきたいと思います。
そして、いま、わたし自身が育んでいるスキルは、リアルなレッスンでも活かされていくのだと、思えてきました。