お伊勢参りパワースポット

お伊勢参りを楽しむポイントを紹介します♪

初めてお伊勢さんにお参りしたのは、式年遷宮で神様がお引っ越しをされたあと、すぐの頃です。まだ古い社殿が残っていて、下宮でその正面に立った時、『あ、こちらにはもう神様はいらっしゃらない。空っぽだな。』と感じました。

そして、真新しい社殿の屋根の鰹木(丸太のように並ぶ木のことです)が西日を受けて神々しく輝いていて、その光の中に立っていると『よく頑張っている』と、頭をなでて褒めてもらったような気持ちになり有難く、何とも言えない幸せを感じました。

お伊勢参りは何かのついでではなく、それだけを目的に出かけるのが良いそうです。
交通手段が自家用車なら、ぜひたっぷりと時間を作って、オススメの順序でお参りしてみてください。

二見ヶ浦(二見輿玉神社)→猿田彦神社→外宮→内宮

猿田彦神社は内宮に近いので行ったり来たりになりますが、内宮と外宮は近いので、自家用車ならそれほど苦になりません。

まず、古事記のように二見ヶ浦で禊ぎをして、それから猿田彦神社へ。
ツアーなどでは、宿泊場所の関係もあって、二見ヶ浦が最後になってしまうことが多いですが、個人旅行で自由がきくなら是非、この順序で。

猿田彦大神は、天孫降臨のおりに道案内をされた、道ひらきの神様です。ものごとを善い方へと導いてくださいます。
また、道案内ということで交通安全のご利益もあります。初めてお参りした時はちょうど新車でしたので、車の祈祷もしていただきました。

境内にある佐瑠女(さるめ)神社は良縁のご利益があるので、こちらも忘れずお参りしてくださいね。猿田彦大神とは夫婦の神様です。

猿田彦神社はご神徳にちなんで八角形が沢山あります。鳥居の柱も社殿の柱や鰹木も八角形。いろいろ探してみるのも楽しいですよ。

数秘の8を持つ人には、是非ともお参りして欲しいなーと思います。

境内中央辺りにある、古殿地の八角形の石柱には、必ず手を合わせて来てくださいね。

神社の社殿はあとから建てられたことが多く、昔から祈りを捧げた場所が古殿地です。

古来から日本は自然の中に神様をみていたので、社殿はなくパワーのある木や土地をお祭りしていました。なので、古殿地はその神社で最もパワーのある場所です。

外宮からお参りして内宮へ、の順序はもう有名ですね。

外宮では御正宮のあと多賀宮へのお参りも忘れずに。

内宮では、五十鈴川で清めたあと、そのすぐそばにある瀧祭神さまへ最初にお参りしてください。

コチラへご挨拶をすると、天照大神さまへ「こう言う者がこれから参りますよ」と伝えてくださいます。

そして、御正宮のあとは荒祭宮へのお参りを忘れずに。

もうひとつ、内宮で忘れずにお参りしてほしいお宮があります。風日祈宮です。風日祈宮橋を渡って右手に鎮座されています。

それ以外にも神宮のHPでは、いろいろな見所が紹介されています。

神宮は自然豊かな森です。階段を作るにも生えている木は切りません。建造物の方を曲げて自然優先です。

ゆっくりと歩いているだけでも、木々に癒されます。自然の中に神を見いだしてきた日本人の、心を映した美しい所。

平和の氣に満ちています。行くたびに美しい景色に出会えます。

今年は何度かお参りできるご縁に恵まれ、8月の星空が綺麗な夜に特別参拝したり、皇太子さまが参拝されたタイミングに遭遇して、特別なお祭り事を拝見できたりしました。

お参りのシメには、おかげ横丁で天照大神さまの大好物であるアワビをいただきましょう♪

夏の伊勢は、暑くてホントに大変ですが、赤福では名物のかき氷が食べられます。赤福本店の出来立て赤福は柔らかくて美味しいですよね。行かないと食べられない味です♡

今年は、もう1回お参りできたらいいなーと思っています。
みなさまも、ご縁があればぜひ1度、贅沢に時間を使ったお参りをしてみてください♡