大晦日の今日は一段と冷えました。
今年も1年、レッスンに、サロンに、足を運んでくださり、同じ時を過ごしてくださり、ほんとうにありがとうございました!
皆さまそれぞれに、思い思いの年の瀬をお過ごしのことと、想いを馳せています。
わたし自身は、今年も好奇心のままに、たくさんのことを学んだ1年でした。ノートや資料を整理していても、コレを学んでもう1年も経つのか!と驚くほど、毎日を新鮮に過ごした1年でした。
カラダとココロを通して、ずーっと学び続けている「人間について」。
知れば知るほど、まだまだ知らない未知の世界が広がっていることに、気づく日々でした。
知った気になってはいけないと感じ、謙虚な気持ちになっていく自分を見つけることもありました。
自ら検証と実体験を繰り返し、おごりのない素直な目を持つことの大切さを、深く深く感じた1年であり、そういう意味では、深まってゆく知識と比例して、そうであってそうではないのかも知れないと、知識に染まってしまわないようにする自分も同居していたように思います。
そんな中でも、今年は、あらゆることで、統合が起きたように感じる経験もしました。
今まで、感覚的にわかっていても表現できなかったことが、たくさんの本や専門家の方々の言葉を通して、「あぁ、こういうことだったんだ!」とストンと腑に落ちて、時には、スッと細胞レベルに染みてくる感動とともに、涙があふれてしまうこともありました。
以前、ロルファーユキさんがおしゃっていました。統合には時間がかかると。ホントにそうだなーと自分自身の変化を通して感じます。
オセロが一つ一つひっくり返っている時には気づかないけれど、あるとき、パッと全体の色が変わったことに気づくように、統合は起きてゆくのだと知ることができたことは、大きな成長を感じた出来事でもありました。
こういうことを探求してゆく人生を魂が望むままに歩くわたしと、多くの時間を共有してくださる皆さまのことは「同志」のように感じています。
ユキさんの著書に、外側の世界に探しても幸せの青い鳥は見つからないということが書かれたページがあります。
わたしもずっと外側に探し続けていました。何を足していけば、人から必要とされる存在になれるだろうかと・・・。そういう生き方は、何を身につけても自分にOKが出せない、苦しい生き方でした。
必要なものはすべて、すでに自分の中に持っていたことに気づけたら、自分で自分にOKが出せたら、他者からの承認や賞賛がなくても、自分自身を信頼して生きてゆくことができ、自分も他者も受容できることができます。
それは、好奇心のままに、ありのままの自分で、チャレンジしてゆく人生を生きてゆけるということだと思うのです。
それこそが自由なのだと、わたしは自らの経験から、信じています。
これからも、自分自身の傷を癒しながら、生きものとしての、人間本来の在り方を探求して、好奇心に素直に生きてゆきたいと思います。
そして、その生き方が、時に誰かの人生に寄り添い、誰かの傷を癒し、夜の闇を優しく照らす月のような光になれたらと思います。
ひとりひとりが見つけた平和が、家庭の、世界の平和へとつながってゆくと信じて、来年も統合の世界観を探求してゆきたいと思います。
来年もご愛読いただけたら嬉しいです♡
平成最後の大晦日も残り数時間となりました。
皆さま、どうぞ、良いお年をお迎えください!