スピリチュアリティ生き方

原点回帰ー正直な自分で生きる、そこから周りと繋がり社会と繫がる

今日は春分の日。牡羊座のシーズンに入りました。宇宙は今日からまた新しい流れをスタートさせます。そして、天秤座で満月を迎え、浄化の雨も降りましたね。今年の3月4月の満月は共に同じ天秤座で迎えます。天秤座が強調されています。

ホロスコープの一番最初に位置する牡羊座と、天秤座は真逆に位置しています。占星学では、対極の星座の質を取り込むことができると、その星座が持つ資質のチカラが強まると考えられています。

牡羊座は「自分自身」「自己」「原点」まさに This is me ! 。

天秤座は「他者との関係性」自分を大切にして他者と共に生きること。


自分の中にある情動や情熱に正直になって、そこに未知が広がり怖さがあっても、その怖ささえも抱えたまま飛び立つこと、

周りが望む立ち位置に自分を置かない、周りの期待に応えることを自分の役割にしない、幼い頃に純粋に好きだった、やりたいと思った情熱に回帰して、正直な自分になって、周りと繋がり社会と繋がってゆくこと、

そんなテーマとそこへ向かうためのエネルギーを届けてくれる、牡羊座と天秤座の組み合わせが、今年は2回も連続でやってくるのです。

わたしが習っている心理占星学のベースは、はるか昔から、国を治めたり動かしたりする為に、原理を知るための理論的な学問である占星学で、帝王学の中に含まれていた哲学的学問です。(いわゆる占いとは視点が違い、占いの占星術は占星学の中の一つと位置づけられています)

宇宙の仕組みの中で生きる私たちも、この原則に沿って生きているので、占星学の知恵を意識してゆくことで、とても生きやすくなり、感情で絡まってしまった問題を解決する糸口が見えたり、願望実現へ向けて方向性を決めやすくなります。

なので、わたしが得意に持っている資質の一つである、直観力や感覚的な側面で感じていることを、言語化して占星学の教えに落とし込んでみると、あぁ、だからココで悩み苦しむのだな〜と腑に落ちることがよくあります。

ここ最近、自分自身にも流れが変わったなーと思うことがあって、外側へ拡大する方へ進んでいたことから、逆に、自分の中にあるもの、物理的にもすでに持っているもの、「在るものを使うように」と言われてるような展開になり、メッセージが届いてることを感じています。

内側にある情動、それこそ幼い頃に感じていた純粋な衝動を思い出して、その想いにフォーカスして動いてゆくこと、それは、自分が一番避けてきたところ、傷ついた記憶と繋がっていて心が痛すぎて自分が向き合わなかったところだから、

あきらめたくなります。

けれど、そこにこそ、自分の才能の種があり、そこから繋がる人間関係や世界に身を置いたときに、初めて見えることがあり、誰でもが、それを経験しに生まれてきたと思うのです。

安全だった母の胎内から、怖さを抱きしめたまま、それでも勇気を持って、暗くて苦しい産道を通り、この世に生まれ出た私たち。

自分の原点に帰って、正直な自分で生きる、そこから動き出す人とのつながり、社会とのつながりの中に、本当の自分で人と共に生きる道が、見えてくると思います。

私たちは、12の星座を巡りながら、個から社会へと成長し築きあげた形を、一旦リセットして、また違うステージで個から社会へと進んでゆきながら成長し、それを繰り返して生きています。

今日から始まる牡羊座からの流れは、もう誤魔化しや妥協ではない、原点の自分に回帰して生きてゆくことと向き合わされていきます。

あなたが、子どもの頃に、親や主導権のある人に制止されたり、叶えてもらえなかったり、兄弟姉妹に遠慮して我慢したことは何ですか?たわいもない事に思えても、その傷から、周りに合わせる生き方や、それを苦手だと思い込んで諦めてしまう人生を選んでいるのかも知れません。

やってみたい、行ってみたい、それが欲しいと思った、その原点に帰り、怖さを抱きしめたままでも、勇気を持って、飛び立ってみる時がやってきています。