ボディワーク学び

何度も学ぶから見えてくること

ロルファーの小鹿 有紀さん主宰、10回シリーズの連続講座「ホリスティックシステム」セミナーの3巡目をオンラインで再々受講しています。

わたしのレッスンではお馴染みの『自分の内側を感じて、興味を持って、動くことで、余計な力みを開放して、コアからのつながりの中で、心地よく動く、動作を育てる』ワークたち。

その多くが、ホリスティックシステムセミナーの中に、散りばめられています。

初めて受けたのがちょうど5年前で、終了と同時に再受講し、しばらく経って、再々受講しています。同じことを何度も学ぶと、理解が深まり、自分の成長にも気づけるし、受け取れるものが深くなったことにも気づけて、そんな発見をしていくことが、とても楽しいのです。

今日はその中のシリーズ4が終了。

先日、ある別の講座で、同じことを6回聞くと覚えると聞き、6回までいいのか😄的に、自分の苦手分野の覚えの鈍さに安堵感を覚えつつ、伝えるときも、だから何度もコツコツと伝えているのだよな〜と、繰り返しの大切さを感じていました。

今日、指導者が決めつけずに何度も繰り返しメッセージすることで、相手が受け取れるタイミングがやってくる話に及び、そうなのだよなーと、腑に落ちました。

たいがい、決めつけてしまっていることには、自分の主観が強く入ってるし、自分の何かを映しているものです。

初回の受講から、何年もの間、数えきれない経験を重ねてきて、感じて動くことを伝える難しさを超えて、その醍醐味を楽しめるようになってきたこの頃。

生徒さんやクライアントさんが、受け取れるタイミングがやってくるのを、いい意味で待てるようにもなり、どんなときも自分の感覚を信じて伝え続ける自分になってきました。

わたしは指導する側、ケアする側に立つことで、どうして、なんで、という疑問について、カラダやココロを学び続けて、自分のニーズ=満たされない傷、をケアして、たくさんのエゴを手放してきたのだと思います。

身体には、いろんな感情や記憶、トラウマが刻まれているから、受け取れるようになるタイミングはそれぞれ。受け取れるものもそれぞれ。

【すべては、身体が知っている】のです。

カラダのパーツに捉われず、全体とつながる感覚を内側に探しながら、重力の中で心地よく動いていくことは、

自分のココロ、発する言葉の向こう側にある、ほんとうの想いとつながって、そこから他者へとコミュニケートしていくことと同じ。

自己から他者へ、
個から家族や社会へ、

自分の変容が周りの変容へとつながる、ホリスティックな視点のベースを学ぶ場。

カラダを通してココロが知りたいわたしの探究心を、ユキさんは、いつも、いい距離感で、見ていてくれます。

ここ数年、ココロをがっつり学ぶ中で、自分と深ーく向き合ってきたわたしは、5年前にこのセミナーで初めて知ったソマティックという言葉の意味がようやく少し見えてきたら、
3巡目にして、カラダを通して知りたかったココロのことが、統合されてきた自分を発見しました。

ユキさんが意図しているかはわからないけれど、ホリスティックセミナーが、ココロとのつながり方を、伝えていることにも気づき、自分の器が拡大してきたことを俯瞰しながら、カラダとココロはひとつだという、今までより、もうひとつもふたつも、深い層に響いています。

進化するユキさんから、ほんとうの意味で大人に成長したわたしが、受け取るものは、さらに深く広くなっていました。

カラダとココロの架け橋になりたいわたしの、ベースになっている学びです♡