気づき生き方

ここから始まる新しい世界!

皆さま、お変わりありませんか?

いつも会っていた人たちに、普通に会えないことは、こんなに落ち込むことなんだと、ドイツのメルケル首相のメッセージに、涙がこぼれました。

わたしたちは、近年、通信機器やテクノロジーの発達の恩恵を受けて、どこにいてもすぐに連絡がついたり、検索して答えを得たり、そんな生活に慣れてしまっていて、このような、いつ終わると知れない、答えの見つからない状況に、とても苦しさを感じてしまいますね。

活動が規制されてしまった当初、自分の居場所を奪われてしまうような喪失感と、なんの役にも立たなくなってしまうような無力感が襲ってきて、怖い、という感情に縛られてしまい、眠れない日が続きました。

そんな被害者意識をないことにしないで、ここから、自分に何ができるだろうって思った時に、だんだんと希望や勇気の気持ちも、感じていることに気づいていきました。

毎日、ニュースでは世界中の被害の様子が数字で伝えられています。その数字の向こうに、どれほどの悲しみの涙があるだろうと、想いを馳せたとき、わたしには祈ることしかできないけれど、今、生きている自分が自分の命を守ることをすることが、誰かの命を守ることにつながるんだって、そう、思いました。


今日、KOKOCARA、という、再生型農業を通して、自然や生き物との共生を描いた映画の記事の中の、こんな文章が心に留まりました。

『そもそも問題が存在するのには理由があり、わたしたちに何かを伝えようとしている。だから、よく観察して、その問題がなぜ存在するのかを、自然科学的、生物学的に考えるようにと教えられました。
わたしたち人間は、往々にして、正しいか間違っているかを先に知りたがるものですが、自然はその二つを明確に定義していません。うまくいくかそうでないかは、時間をかけて、結果で教えてくれるのです。』


今回のことで、中国の上空から始まって、今では、世界中の大都市の上空の空気が、とても綺麗になっていると、NASAが伝えています。地球は人間だけで生きているわけではなく、様々な微生物や植物や動物たちと共生しているんっだってことを、思い出して、ハッとします。


わたしたちは生き方を考え直す時に来ているんだと思うのです。
オーストラリアで森林火災が止まらないほどの温暖化になってしまった地球が、あのまま進んでいれば、その影響で、もっと大規模な災害が、起きる可能性もあったと予測している方々の声を真摯に聞く時なのではないかと。

先日、友人と、今回のウイルスの出来事は風の谷のナウシカだね、という話しになり、ウイルスはオームで、ウイルスがチカラを持ったことで、地球が綺麗になり、人間はマスクをしないと出られなくなってしまったね、って話しました。

その友人が、神さまが地球上のすべての生き物に、ひとつだけ願いを叶えてあげると言い、すべての生き物がそのひとつを願ったら、人間が消えた、という逸話をおしえてくれました。

けれども、今までの長い長い歴史の中で、飢餓や戦争といった苦しい出来事から、生命をつなぎ続けてくれた、たくさんの人達がいて、その苦しみの後には必ず前よりもより良くなってきたことを思うと、今が、歴史の中のシフトチェンジの時ならば、より良くなるための通過点を、わたしたちは選んで生まれてきたのだから、必ず乗り越えられるって、そう思っています。

そして、ここからの未来は人間だけの繁栄じゃなく、もっと自然と共生し、経済発展ありきではなくて、人も生き物の仲間として、もっと生き物らしく生きられる社会を築いていきたいと、そんな希望を抱いています。

ここ最近、気持ちが落ちてしまうと、聴きたくなった曲があります。
マイケルのHeal The World 。中でもこの映像が一番好きで、何度も見ています。
今、地球を癒し、わたしたち人間の叡智を、全ての生命のために活かす道へと、進むための岐路に立っているんじゃないかって、そう思えてなりません。


マイケルジャクソンは、THIS IS ITの映画の中で、自分たちのプロジェクトで地球を救うんだって、言っていました。

今回のような、急性の場合は必ず終息が来ると、おしえてくれている人たちが、世界にはいます。そう想像できる出来事も歴史の中にはたくさんあります。
もし、そうなら、そこから、どんな進化を促されているのか、わたしたちが学ばなければならないことを、見落としてはいけないんだと思うのです。

KOKOCARAの記事の中には、こんな文章が続きます。

『共に生きていくこと。そのための課題を解決していくために、まず自分の弱さを認め、状況にゆだねていくことも必要だと学びました。
今の時代、さまざまな不安や恐怖を、対立によって解決しようとする傾向があるのが気になります。そうではなく、不安や恐怖の対象にも好奇心を持って自ら歩み寄れば、さまざまな可能性が見えてくる。必要なのは、何かを否定することではなく、革新的な、新しい何かを創造していくことではないでしょうか。』


オリンピックの問題でも、様々な立場の人たちがいて、それぞれの視点でそれぞれの考えがあるけれど、ベストが難しい中で、ベターな道を、お互いが歩み寄って選んでいくことが、大事なんだと、わたしたちも含めて、学んでいるのかも知れません。

白か黒か決められない、グレーなところで、矛盾を内包しながら、生きていくのが人生なんだろうなって。

不安や希望、分離やつながり、両極にあるものを内包しながら、生きることは、自分も良し、他者も良し、自分の考えを貫きながらも、他者の考えも尊重する、そんな人としての、器を大きく育ててくれるんじゃないかなって、そんなふうに思っています。

今日は、もう一つ、ロルファーユキさんがシェアしてくださった動画が素敵なので、皆さんにもシェアしたいと思います。ユキさんが敬愛する、ボディワーカーのジョン先生からのシェアだとお聞きして、素敵なつながりの中に、わたしも生きていられる幸せを感じました。

ジョン先生には今秋、講座で会えることを願っていますが、終息が難しければ、こちらも来年になるのかも知れません。


多様性でつながる象徴のような映像です。その場にいなくても、意識がそこにあれば、わたしたちはいつでもつながれるのだと、そう思えます♡
意識が共鳴するつながりの中にある、アンサンブルが素晴らしい音楽のシーンです。是非、ご覧くださいね♡

https://www.cpr.org/2020/03/23/watch-in-isolation-but-in-unison-colorado-symphony-musicians-perform-ode-to-joy/