レシピ熱中症予防

手づくりイオン飲料

梅雨明けで、そろそろ本格的に気になるのが熱中症と脱水。

市販のスポーツドリンクは手軽で便利なんですが、塩分が少なく糖分が多い。
この濃度の濃い糖分が、水分と電解質の吸収の邪魔になってしまい、夏の脱水には追いつけないことも。

水で薄めて飲む方法も聞きますが、ただ、それだと、電解質がもともと低濃度のスポーツドリンクでは、必要な成分も薄まってしまいます。
 

わたしは、生徒さんのお子さんの小学校で配られた、保健の先生オススメの、手作りイオンドリンクを作って飲んでいます。

レシピの糖分と塩分の量は、小腸で水分と電解質が効率よく吸収されるバランスになっていますし、とっても簡単に手作りできますので、活用してください🥤

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レシピはこちら🤗

水500ccに対して
砂糖20 g(ハチミチなら15g)
塩 1.5 g
レモン汁 大さじ1

☆塩は無精製の天然塩を。
☆塩のタイプによって重さが違うので最初は必ず軽量して使うスプーンで目安をチェックしてください。

☆砂糖も無精製のものを。

☆ 塩の代わりに「海の精のいのちのもとカルマグ1000」を使う時の分量は、製品に書かれた指示に沿って使ってください。
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⚠️砂糖やハチミツに含まれているブドウ糖は、腸管で水分の補給を促進する役割がありますのでレシピ通りの量がオススメです。

⚠️レモン果汁は苦手なら省いても。美味しさUPとクエン酸とカリウムの補給が目的です。
水1ℓで50mlまで入れても大丈夫ですが、カリウムを増やそうと果汁を入れ過ぎると、糖度(果糖が増えるため)が増して吸収率が落ちるので注意が必要です。

🍋カリウムは筋肉疲労の回復にも役立ちます。激しい運動やお稽古をする方は、イオン水の果汁は分量通りにして、運動後にスイカを食べるなどすると、スイカからカリウムを補給できます🍉

   
熱中症の症状が疑われたら、手作りイオン飲料では、残念ながらカリウムの量が賄えず、OS -1のような経口補水液が必要になる事もありますし、場合によっては病院で点滴も必要です。

🆘応急処置は適切な水分補給とともに、カラダの冷却も必要になります。

📍前頚部の両サイド、脇の下、鼠蹊部(腿の付け根の前面)などの、大きなリンパ節や血管が通るところに氷や保冷剤を当てて冷やす。

📍直接皮膚に水をかけて風を当てるなど、とにかく早急に冷やすこと

📍夏は500mlのペットボトルに水を入れて凍らせたものを数本作っておくと良い。保冷剤より長持ち。

   
ちょっとした知恵を知識を使って熱中症を予防して、これからの季節を健やかに過ごしたいですね。

そして万が一かかったときは処置が早ければ早いほど、症状は軽くなり、回復も早くなりますので、対応の際の参考にしてください。

   
年々、暑さが厳しくなる夏☀️
喉が渇いたと感じたときには体内では脱水が始まっています。

早め早めの適切な水分補給を心がけて健やかにお過ごしください🌿