どこで作ったの?とよく聞かれる、新しい2つの眼鏡は、ドイツマイスター眼鏡院で作っていただきました🇩🇪
ドイツマイスター眼鏡院は、視力ではなく見え方の質を診てくれる眼鏡院です。
眼はレンズであって、映像を見ているのは脳。(コレを知っていたから、診てもらいたかった!)
脳が見ている映像にズレがないか、ズレがある場合、負担がないものなのかあるものなのか、それを検査して、その人にとって快適な、眼鏡を作ってくれます。
ちょうど先日、HPがリニューアルされ、より詳しくわかりやすく、情報満載になっています。気になっていた方がいらしたら、こちらをご覧くださいね。
https://meister-gankyouin.com/index.html
さて、ここから、わたしとこの眼鏡との出会いの話。
詳しく書きつつ、頑張って短くしましたが、なかなか長文になりました。
興味があったら、読み進めてくださいませ。
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診察と検査の結果、わたしの場合は、先天性両眼視不全と左眼が外斜位(斜視が隠れていてわからない)であることが分かりました。
わたしの脳が見ている映像には、左眼で見ている映像が、まったく融合されていなかったのです。負担がある大きなズレでした。
父は眼鏡が合わなくて、いつも自分でいじくり回し、壊してしまうこともよくありました。父にも大きなズレがあったのやも知れず、先天性なら遺伝なのかも知れません。
わたしには、小さな頃から、こんな困りごとがありました。
🌿幼稚園の遠足や行事などの解散後に、沢山の園児と保護者が入り乱れると、混乱して恐くて、誰が誰だか分からなくなり、毎回泣いていた。
🌿小学校の頃、激しい頭痛で保健室へいくことがあったが、その頃は視力が良く、見え過ぎのせいと言われていた。
🌿球技がものすごく苦手。特に小さなボール。
🌿本はどこを読んでいるかわからなくなるから、同じところを何度も読んでしまう。小さな字の本は時間がかかってしまうから、定規やしおりを当てながら読む。
🌿教習所の縦列駐車の練習で、何度教えてもらっても、ポールがダブって見え車との距離感がよくわからず、ポールを見ると混乱するので、独自の感覚を身につけてクリアした。
🌿原因不明のめまいのために、1年ほど、普通の生活ができなかった。
🌿ピントが合わないのは当たり前で、眼鏡を作り変えると慣れるまでがものすごくストレスになる。
🌿電車の乗り換えやコンコースなど、看板や案内板が氾濫した人混みでは、混乱する。
🌿大型店舗は目が回ってしまうこともあり、物も探せず苦手。
🌿夜の新幹線やデパートなどは明かりが眩しくて疲れてしまうし、目が回る。
🌿老眼が進んでからは、夜寝る時に、目をつぶっても眩しい光が見えて、眠りにくくなった。
『ホントに大変だったでしょう。これからはもう、それらの悩みは無くなりますよ!』と伝えられたとき、
普通に誰でもが泣けちゃうような場面だったのですが、検眼中に担当してくださった広樹さんの言葉を聞いていたら、どんどん嬉しくなっていき、どんどん笑顔になっていたので、もう、やったー🙌と言う気持ちでした。
わたしが鈍臭いわけでも、努力が足りないわけでも、神経質でストレスを溜めやすい性格なわけでもなかったんです。
特に、めまいの時は、原因がわからないうえに検査がキツくて、最初はその辛さを医師にわかってもらえず、辛くて悲しい経験だったので、再び発症してしまうことは、ずっと心配ごとの一つだったため、
大きな荷下ろしができて、身軽になれるような、そんな感覚でした。
眼鏡は、フォト撮影のタイミングに合わせて新調したので、撮影でご一緒した友人が、わたしに似合うものを選ぶのを手伝ってくれて😂、同行してくれていました。
その一部始終を見ていた友人の方が、涙ぐんでいました。
検査の過程で変わっていく、私の姿勢の変化を目の当たりにして、『どれだけ季代さんの身体が頑張ってきたかが良くわかって、、、😭』と、涙ぐんでくれました。
視覚からの情報が大きく欠けていて、欠けていただけでなく混乱していたのを、その他の感覚に磨きをかけて補って生きてきたとしたら、それらの感覚は、いまや、わたしの宝もの。
これからは、眼鏡にいい相棒になってもらって、リラックスした中で、培ってきた感覚をのびのび使っていける、こんないいことが待っていたなんて!と、思いました。
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フレームも、骨格、肌や髪の色、雰囲気などに合わせて、合うものをいくつか提案してもらえるので、それほど迷わずに、確実に似合うものを選べます。
フィッティングを調整してくださる工程でも、職人技が光り、これまでどこで作っても、しっくりいかなかった感じが、いっぺんに解消しました。
❤︎べっこう柄の眼鏡は遠近両用で、どんなシーンでも似合うようにと選んでいただいたものです。
❤︎紺の眼鏡は作業用の近々レンズの眼鏡です。歪みにくく丈夫で、気軽に水洗いができます。
遠近の差が大きいために、勧めていただいたこの作業用眼鏡は、思い切って作って大正解でした。
老眼が進んできていたら、老眼鏡よりも、近々レンズの眼鏡がいいですよー。
パソコン作業中でも、読書中でも、家の中の周辺なら、ずらしたり、外したりしなくても、かけたまま見えます。
そういえば、作ってしばらくしてから、以前の眼鏡をかけてみたら、ひっくり返るかと思いました😨
よくコレで、怪我も事故もなく、生きて来られたなーと、ホントにビックリしました!
そして、わたしには常に右側の骨盤が、手前の方向へと回旋してしまう癖があり、そこからの動きにくさを、日常的にコンディショニングすることで補い、動きやすくしてきました。
この眼鏡が来てくれてから、その左右差からは、すっかり解放されています。
脳の見ている映像に合わせて、身体が回旋していたわけで、以前の左右差は必然だったということです。
そうなることで、バランスをとっていたのです。
身体は大きな負担を抱えながら、見え方に合わせてアンバランスになることでバランスしようとしていたのでした。
またまた身をもって身体の賢さを、体験しました!
どうしても、良くならないアンバランスや不調があったら、一度見え方を調べてもらうことで、何か、改善の糸口が見つかるかも知れません。
予約は3ヶ月くらい待つのが普通のようですので、日程に余裕を持って、問合せされるといいですよ。
わたしはそれを知らず、近々1週間の中で希望日を打診し、驚かせ😅、ですが、幸運にも偶然キャンセルが出て、問い合わせから3日後に滑り込ませていただくという、ミラクルなご縁を繋いでいただきました😆
撮影に間に合うように、急ピッチで作ってくださって、広樹さんに感謝しています。
#ドイツマイスター眼鏡院
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#外斜位
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