つぶやき生き方

自分に正直に生きる勇気

しばらく前から、1年が早く過ぎると感じていますが、今年は、特に季節の花の開花の早さに驚いていたら、梅雨もまさかの6月で明けました。

こんなに早く季節がめぐっていくのを目の当たりにすると、やっぱり、今年はいろんな意味で転換期なんのだろうかと、思ってしまいます。

いつもなら曇って見えない6月の、まーるい月の輝きを眺めながら、しみじみ考えています。

そういえば、昨年のある日、たまたま見ていたテレビで、今の宇宙の状態のことを、天文学の先生が解説していました。

「宇宙がしぼんでいくだろうと言われた時代が来てみたら、まだまだ膨張を続けていて、スピードは加速している」

私たちの外側の時間軸は、どんどん早くなっていても、私たちの内側(カラダやココロの進化)はそんなに急には早くなれないから、とても早い電車に乗り換えたような感覚です。

しっかり地に足がついていなければ、スピードに翻弄されて、ユラユラグラグラ、立っているのも大変です。

情報がものすごいスピードで流れていく今の世の中で、自分というものを知ろうとしていなければ、ただ、流されていってしまう。

ほんとうの自分の本音を知り、正直な自分で生きることを選んでいく時なのかも。

居場所の見直し、人とのつながり方、自分を社会(家庭)でどう活かしていきたいのか、自分探しは、時に、苦しい。

知らないふり、気づかないふりをしなければ、生きてこられなかった時もあるし、その蓋を開けるのは、容易ではないことです。

また知らず知らずに、無難な道、失敗のない道を選び、自分の本当の想いに気づかないように、感覚を閉じてきたなら、自ら動くことを欲しながらも、勇気を持てないでいるかも知れません。

それでも、ほんとうの気持ちを見ないまま、本音をあきらめて生きることは、色のない世界で生きるようなものです。

人はみな自分色で輝ける!

わたしも、先日、ボディワークの指導者仲間であり、数秘学の仲間でもある友人と、鎌倉の竹林の中で、自分の想い、本音について、寒さも忘れて何時間も語り合ってきました。

その後、長谷寺へ参拝し、ドラマの舞台になった古民家カフェでお茶していたら、台風のような雨と風になってしまって、帰りは膝から下がびっしょりに!

滝行をしたような下半身になって、強制的に禊ぎをさせられた気分だねと、友人と苦笑い。

私たちも、かかる雲を吹き飛ばし、ほんとうの自分、本音で生きる勇気を持つ時が来ているのかな〜、そんなことを思う満月の夜です。