今日の昼間に満月を迎えた月、今は、家の真上で輝いています。
月食は日本では見られませんでしたが、とてもパワフルな満月です。
きっと、みなさんも見上げているのではないかなぁと思っています。
月が最も地球に近づいているので、大きくてキレイですー♡
獅子座は自己表現。
舞台の真ん中でどんな自分を表現したいのかというテーマに光が当たります。
舞台=社会。どんな社会かは人それぞれ。仕事かもしれないし、コミュニティかもしれないし、家庭かもしれないし。
自分という個をどう生きるのか、全体へどう影響し調和してゆくのか、そんな視点です。
主役を意識しながら全体のプロデュースも意識してゆく感じ。
まさに、そんな生き方をしている素敵な方にお会いしてきました。
鎌倉、なると屋+天座のイチカワヨウスケさんです。
イチカワさん主宰のお料理教室「野菜だし教室と料理会」に参加し、いつもはカウンター越しに見るヨウスケさんが、コチラ側にいて、動き話すという、感激的な時間を過ごしてきました。
【野菜だし/野菜のうまみは「だし」になる】という著書の中の、メニューを再現してくださり、なると屋さんでいただく野菜のおいしさのエッセンスを惜しみなく見せてくださいました。
手間をすべて省いたシンプルな調理法は、素材の味そのものを味わえて、展開がとても自由でした。究極の常備菜!
野菜のおいしさを引き立てる茹で方、切り方、塩の使い方には、口に入れたときに外側から感じるうまみと、内側から出てくる野菜そのものの味の、両方が口の中で奏でる美味しさにこだわった、イチカワヨウスケさんの美学がありました。
「自分はその美味しさを望むから」「自分はそういうふうに味わいたいから」とおっしゃる言葉にこだわりを、「水が豊かで美味しくて、箸で食べる和食、日本の文化だからこそ」という言葉には、全体との調和の意識を感じ、それらが相まって考えられているのだと、奥の深さを垣間みました。
自分のこだわりとの調和が全体とも調和して、わたしたちを魅了し、また、こうしてご自分の大切なアイデアをシェアしてくださることで、参加したわたしたちは、野菜をさらに好きになり、だしの概念がくつがえる機会を持つことが出来ました。
自分をどう生きるのか、そして社会でどう表現し、何のために誰とわかち合い、何を発揮し発信してゆくのか、
「自分らしさ」と「人が喜んでくれること」の調和力に、宇宙を感じたイチカワヨウスケさん!
お料理を考える時に、試作はしないそうです。調理から器まで、すべてイメージのなかで出来ているそう。
感覚派なところは、わたしも似ています。フッと湧いたアレンジのアイデアをお伝えしてみたら
「それいいですね、あ〜、うん、それいいです!」と頭の中で味をイメージして共感してくださいました♡
つくるごはんと同じ、まるくまろやかなお人柄も素敵な方です。
最後には、お店の定番の胡麻豆腐を、蜜ときな粉でアレンジして、デザートで出してくださり、大満足な時間でした♡
次回は春頃に開催してくださいます。
なると屋さんのごはんのファンでしたら、是非一度、参加してみてください。
昆布、塩、酒、オイルのみで調理するアイデアは、家庭の野菜料理に革命が起きます!