今日は節分。
明日は、二十四節気の一番最初、『立春』です。
暦はここから始まります。
本によれば、春は発陳(はっちん)と言うそうです。
冬の間に隠れていたものすべてが芽を出し、活動的になり始める時ということ。
今年は暖かくて穏やかでしたから、春がくるのを実感できる日になりました。
何か新しいことを始めたり、計画したり、そんな季節です♪
気分は上がってきますが、まだまだ冷え込む日もあるのが2月。
朝晩と昼間の寒暖差も厳しい時期です。
春の活動的な部分と、冬の養生の部分を織り交ぜた暮らし方が肝要です。
睡眠はたっぷり長めに取ってくださいね。
特に、冬の間、カラダの中心に集まっていた血液が末端まで循環して、
デトックスが活発になり、肝臓の働きも活発になります。
そして肝臓とつながりが深いのが眼。
眼を酷使することが多い現代ですし、春は眼に不調も出やすいです。
眼に疲れを感じたときは、早めに寝ることを心がけてください。
鎌倉のなると屋さんからは、ふきのとうの写真がシェアされてきました。
デトックスを助けてくれる、春の山菜の苦味が美味しく感じるのも、
肝臓と深い関係があるので、積極的に摂りたいです。
手軽に手に入るお野菜の中では、春はニラが特に効きます。
そして、卵もいいので、ぜひぜひお味噌汁で食べてみてください♡
ニラと溶き卵のお味噌汁は、子どもの頃からよく食卓に出ていて、
どの家庭でも食べられていると思っていたのですが、
そうではないと知って驚いた、我が家定番メニューの一つです。
簡単で美味しくて春にオススメですから、是非お試しくださいませ!
余談ですが、我が家は今年も、神楽坂の毘沙門天で豆まき式に参加してきました。
お教室のある日に重なる年には、お休みをいただいてまで、14年も続けてきた行事で、欠かせなくなっています。
いい香りのお香と、とても力強いリズミカルなお経と、
甲高く響く鳴りものの音を全身で浴びると、身も心も清められる氣がします。
今年は、瞑想のように心地いい氣が満ちて来て、脚がまったく痺れず、お祓いの時間が短く感じました。
豆まき式のお土産に、毎年くださるのが福豆とお赤飯。
この五十鈴さんのお赤飯はとっても美味しいのです♡
五十鈴さんは毘沙門天・善國寺の通り沿い、お寺と坂上の信号との間にある老舗の和菓子屋さんです。
地元の人に愛されていて、最高級の黒砂糖を使って作られる神楽坂どらやきや甘納豆が人気です。
そして、甘いもののあとは、しょっぱいものですよねー。
神楽坂地蔵屋さんのお煎餅は、備長炭で一枚一枚ていねいに手焼きで作られています。
生醤油煎餅は5枚入りで900円くらいですが、
ちょっとだけ焦げたものが500円で売られています。
お店の方もよく見ないとわからないので、並べるときに間違えないようにポストイットが付いてるくらいですから、とってもお得なんですよ。
神が楽しいと書く神楽坂。
細ーい路地に入れば、素敵なご飯屋さんもいっぱいあって、食も楽しい街です。
ところで、豆まき、皆さんはやりますか?
我が家は帰宅後に、お土産の福豆でまくのがルーティーンになっていますが、
今年は、このルーティーンの一部を壊してみました。
と言っても大したことではないのです。
数秘学の関西地区で講師をされている方が、『外が鬼だらけって嫌やん!」と呟かれていて、
そうですよねー!と思ったので、『福は〜内!外も〜福!』とまいてみました。
福がいっぱいで、なんだかいつもより楽しい豆まきになりました♡